千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

友達のためにできること…【全学年】

 今朝の千種町は8℃(朝7時時点)と雨上がりの暖かな朝を迎えました。しかし、今夜からこの冬一番の寒気が流れ込むため、この週末は平地でも積雪になる可能性があるようですよ。部活動等で登校する際には、足元に注意しケガのないように努めましょう。
 さて、本日3,4限は心のサポート事業の一環として、NPO法人ゲートキーパー支援センター理事長の竹内志津香様から講話を受けました。話の冒頭に「誰にも言えず悩んでいることはありませんか?」と優しい口調で生徒に語り掛けながら、しんどくなる要因を一つずつ丁寧にお話してくださいました。また、睡眠・食欲・体調の異変や怒りっぽくなるなど行動面の変化は、ストレスをため込んでいるサインなので、そんな時は積極的に休息をとってくださいね。そして、しんどい時は「しんどい」と声に出していいんですよ。周囲の友達や大人に相談してください。と優しく語ってくださいました。その後、「友達が悩んでいたらどうしますか?」という場面を想定して、その場の対応の仕方や声のかけ方を具体例を交えながら教わりました。「見て見ぬふり」は大きないじめに発展するので傍観者にならず、勇気をもって「気付くこと、声をかけること、見守ること」を実行することが、友達のためにできることだと学びました。最後は、悩みを抱える生徒役(筏先生)と代表生徒による様々な場面を想定したロールプレイを行い、相談を受けた場合の対応の仕方をご指導いただきました。相手の悩みを否定せず受け入れて傾聴の姿勢を持つことや、うなずく、あいづちを打つ、相手の言葉を繰り返すことの大切さを教わりました。
 竹内様、本日は吸い込まれるような優しく温かな講話をありがとうございました。きっと多くの生徒が今日の講話を思い起こし、今後の実生活の中で活かしてくれると確信します。

 
 
 
 

第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会

 雨予報もどこ吹く風…好天に恵まれ第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会が無事に終了しました。私にとって赴任以来初めての園小中高合同事業でしたが、こんなに楽しくそして千種の教育力を実感できたことはありません。多くの保護者や地域住民の声援をうけ、温かみのある素晴らしい大会となったことを心から感謝申し上げます。
 園児・児童・生徒の走りはもちろん素晴らしく、ゴールまで全力で駆け抜ける姿は感動の連続でした。しかし、それ以上に走り終えた園児や児童が中高生に全力で応援する姿、その声援に応える姿にも心を打たれました。こんなマラソン大会はどこにもない…千種だからできる取組みを改めて誇らしく感じました。
 声援を送って下さった保護者や地域住民の方々、段取りが悪い運営にも関わらず全面的に協力下さった各校園の先生方に心から感謝申し上げます。高校の部の男女の入賞者は以下のとおりです。おめでとうございます。
【男子(8km)】
優勝:石井翔太郎(3年)2位:竹井将人(1年)3位:森諒太郎(1年)4位:春名 将(1年)5位:西岡宥紀(3年)
【女子(5km)】
優勝:小河百夏(1年)2位:山本実央(1年)3位:池垣春香(2年)4位:越乢凜(3年)5位:木原紗文(2年)


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

実施します!【園小中高合同マラソン大会】

 おはようございます。本日の第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会は、予定通り実施します。生徒の皆さんは、走る準備(水筒、タオル、着替えを含む)等を持参して登校してください。2年ぶりのマラソン大会、雨天中止を願う生徒もいたかも知れませんが、気持ちを切り替えて頑張りましょう!

スポーツ栄養を学ぶ【硬式野球部ほか】

 昨日のマラソンコース試走で私は調子に乗って約10kmを走りました。そのため、今朝は体のあちこちが筋肉痛です…走るという運動は全身運動だと改めて実感しています。それと同時に、一緒に走った生徒たちは何事もなかったように今日も元気に部活動に励んでいます。「若いって、いいなぁ…」と羨ましく感じています。
 さて、本日午後から「お米de部活動応援!事業」の一環として、兵庫大学健康科学部栄養マネジメント学科の平郡玲子先生にご来校いただき、「アスリートに必要な食事トレーニング」と題して講義をいただきました。硬式野球部や女子バレー部を中心に22名の生徒が参加し、バランスのよい食事とスポーツとの関係性等について学びの機会をいただきました。私は、先生のお話の中で「身体は毎日作り変えられている」という言葉が印象に残りました。運動と同じで見た目すぐに変化が表れる訳ではないが、食事のとり方で体の作りが大きく変わるので、食事の基本形(主食・主菜・副菜・乳製品・果物)のバランスを大切にしてほしいと語られました。効率的に筋肉をつけたり、ケガや疲れにくい体づくり、集中力向上など日々のトレーニングと食事は非常に関係性が深いことを学びました。最終的に生徒たちは、自身の食事を振り返りながら、より良い食事のとり方を考える機会になったと思います。
 平郡先生、本日は生徒たちに具体例を含めて食事のとり方等についてご講義くださり、ありがとうございました。食事も大切なトレーニングの一つであることを認識し、今後もさらに高いパフォーマンスが得られるよう精進していきます。

 
 
 

マラソン大会コース試走【全学年】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)とこの冬一番の冷え込みとなりました。放射冷却現象によりよく冷え込んだ日は、澄み切った青空が広がりますが、マラソン大会当日にとっておきたいくらい素晴らしい天気でした。
 そんな中、各学年の体育ではマラソン大会コースの試走が行われ、本番さながらの健脚ぶりが見られました。私も、1,2年生と一緒に約5kmコースを走りましたが、全く平坦がない岩野辺の坂は想像以上にキツく距離以上に長く感じました。それでも、一緒に走っていて感じるのは生徒のひたむきな姿勢と粘り強さです。私が抜かそうとするとサッと背後について簡単には離れませんし、誰一人として手を抜いて走る生徒はいません。本当に、タイムや順位に関係なく素晴らしい姿勢だと感心しました。途中、走っていると千種中学校の生徒も同じコースで試走をしていました。すれ違いざまに「ファイト」「頑張れ!」と声をかけ合ったり、手を振って合図し合ったりしており微笑ましい光景も見ることができました。
 第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会まであと2日、今日のような快晴は明日の午前中までで、明後日の天気は下り坂となり午後は雨予報となっています。2年ぶりの同大会がなんとか開催できることを願っています。生徒の皆さん、足の疲労を抜くためのストレッチやマッサージをしっかり行い、睡眠をしっかりとって本番に備えてください。

 
 
 
 
 

非常時の炊飯方法を学ぶ【49回生】

 今日の千種町は、みぞれ混じりの雨が降ったり止んだりの非常に寒い一日となりました。山頂付近は積雪により白く染まり、やはり千種の気候は北部だと感じました。3学期の授業では、アクティブ類型ではスキー実習が始まるため、ある程度雪も降ってもらわないと困るのですが、もう少しの間は降らないでほしいです。
 さて、本日3、4限の1学年家庭基礎の授業では、「炊飯器を使わないご飯づくり」が行われました。調理室には最新の炊飯器がありますが、あえて使用せず、ツナ缶の空き缶、アルミホイル、ティッシュペーパー、サラダ油、片手鍋等を使用しての炊飯に挑戦したのです。「これは面白い!」生徒たちは、三宅先生に指導を受けながら、コンロにあたる土台を作り、芯にサラダ油を染ませて点火し、鍋に火をかけていきます。芯の長さや太さによって微妙に炎の付き方が変わり、技術を要しましたが、班員で協力しながら根気強く取組んでいました。
 炊き上がったご飯は、少し焦げたものやお米に芯が残ったものもありましたが、生徒たちはラップに包んで塩むすびにして食べました。今回の実習を通して、非常時の電気やガス等が使用できない状況下でも、身近にある道具で簡単にご飯が炊けることを学んだことでしょう。また、炊飯器等の家電機器の有難みも感じたのではないでしょうか?
 三宅先生、準備が大変だったと思いますが、労を惜しまず、生徒たちに様々な学びの機会を与えてくださり、ありがとうございました。

 
 
 

将来の進路を考える【48・49回生】

 昨日、第4回ちくさ園小中高合同マラソン大会のポスターを配布するため、千種商店街を歩いてまわりました。「すみませ~ん…来週マラソン大会でご迷惑をおかけします~っ」と恐縮しながらお店を訪れた私に、商店街の皆さんが温かく歓迎してくださり心が和みました。「ええ天気になったらええね」、「ポスター貼っとくね」、「応援するわ」と声をかけていただき、本当に嬉しかったです。また、あるお店では千種高校や商店街の歴史を熱心にお話してくださる方もいて、とても勉強になりました。こうした地域の方々の下支えがあり、本校の教育が成り立っているんだと実感しました。
商店街の皆さん、ありがとうございました。
 さて、本日3,4限に1,2年生対象の進路ガイダンスが行われました。3限目は(株)全力講師代表取締役の下村啓介様による講演会が行われ、社会に選ばれる人材になるための高校生活の過ごし方等についてお話いただきました。学校と企業との違いを分かりやすくお話くださり、私自身非常に勉強になりました。また、これからの時代に求められる力として専門性+その専門性を生かす応用力・思考力、そして自主性(自分で考えて行動する力)が求められるとお話されました。生徒たちも、吸い込まれるように聞き入っていました。4限目は、各分野別の大学、専門学校、就職希望者に分かれてワークショップが行われ、真剣な眼差しで講師の先生方の話を聞いていました。
 こうした進路ガイダンスをきっかけとして、高校生活の在り方や将来の進路を具体的に考えるきっかけとなってくれれば嬉しく思います。遠方よりご来校いただいた各学校等の講師の先生方、本日はありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 

中和滴定実験【49回生・チャレンジ類型】

 今日の千種町は、朝からすっきりと晴れわたり気持ちのよい青空が広がりました。本日より24日(金)の終業式までは午前中授業となりますが、放課後は、暖かな太陽の日差し感じながら元気に部活動に励む生徒が目立ちました。2学期も残す所約2週間です。慌ただしい年の瀬ですが、心を落ち着かせて最後まで頑張っていきましょう。
 さて、今日は1年生チャレンジ類型の「化学基礎」で基礎実験をすると聞きお邪魔させていただきました。中和反応の復習としてシュウ酸、食酢、水酸化ナトリウム、フェノールフタレイン等の薬品を用いた中和滴定実験です。まず、シュウ酸を電子天秤で計りとり蒸留水を加えて標準液を正確につくります。次に、そのシュウ酸10mlにフェノールフタレインを2,3滴入れます。最後に、ビュレットから濃度未知の水酸化ナトリウム液の滴定を少しづつ滴下し、よく振り混ぜて中和反応の終点を確認していきます。
 非常に繊細な実験でしたが、生徒たちは吉田先生に指導を受け、緊張しながらも楽しんで実験に取組んでいました。最終的には、中和反応に要した水酸化ナトリウムの容量を正確に読み取り、そこから濃度未知のモル濃度の求め方を復習していました。1つの班は予定通りの実験結果となりましたが、もう一つの班はなかなか中和反応せず実験は失敗に終わりました。しかし、「なぜこうなったのか?」という所を学ぶのが実験の醍醐味であり大切な部分ですね。是非、次はこの経験を生かしてください。吉田先生、素晴らしい授業をありがとうございました。

 
 
 

いざという時に備える…【全学年】

 本日をもって期末考査が終了しました。「人事を尽くして天命を待つ」…自分の全力をかけて努力したら、その後は静かに天命に任せるということわざです。こんな胸中になっている生徒も多いのではないでしょうか?生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。2学期の成績を楽しみに待ちましょう。
 さて、本日の考査終了後に地震後の火災を想定した防災非難訓練を行いました。生徒たちは校内放送や教員の指示に従い、迅速に机の下に身をかくし、その後グランドへ集合しました。緊急放送からわずか3分ほどで全校生が集合を終え、点呼、安否確認ができました。こうした訓練を通して、避難場所や避難経路、消火器の場所、避難の際の注意点などが確認でき、いざという時に対応できるようにしてほしいと思います。
 今日は、西はりま消防組合宍粟消防署千種出張所から4名の消防隊員の方にお越しいただき、避難の際の注意点と初期消火の重要性等についてお話いただきました。また、消火器の使用方法について指導を受け、代表生徒が実際の消火器で使用体験を行いました。いつ、どこで、誰の身に起こるか分からない自然災害…最悪の事態を想定し、柔軟に対応できる防災教育を今後も行っていきます。宍粟消防署千種出張所の皆さん、本日はご指導くださりありがとうございました。

 
 
 
 

1点を削り出せ!【全学年】

 期末考査4日目、本日も全員が無事に受験を終えました。毎回の事ですが、考査前の休憩時間は生徒たちが最後の詰め込み学習を行い、必死で勉強する姿が見られます。今日も誰一人投げ出している生徒はおらず、全員が切磋琢磨して1点でも多く点を得るために時間の限り頑張っていました。当たり前のことですが、テストは範囲こそ決まっているものの何が出題されるか分かりません。理解したからと言って必ず出題される訳ではないのです。そんな未知なるテストですが、テスト範囲の隅々までの内容を学べた生徒に高得点が与えられるのです。
 高得点を得るためには、より広くより深くを追求する必要がありますが、妥協せず最後まで全力投球してください。生徒の皆さん、明日で期末考査は終了です。「やりきった!」と言える考査にしょましょう!

 
 
 
 

日々勉強、日々成長

 期末考査3日目、気温1℃(午前7時時点)の寒さにも負けず生徒たちは、今日も元気に登校し全員受験ができました。気づけば落葉も終わり、本校の象徴であるケヤキ並木(自主敬愛の道)も寒々しい冬の景色になっています。
 さて、少し前の話題ですが今年の日本シリーズはヤクルトスワローズの20年ぶりの日本一で幕を閉じましたね。どの試合も甲乙つけがたい白熱した試合が続き、私もこんなに夢中になってプロ野球を見たのは久しぶりです。私のいとこが以前オリックスの選手でしたので、オリックスを応援していたのですが残念ながら敗れてしまいました。しかし、両チームとも日本一を争うにふさわしい素晴らしいチームだと思いました。前年度最下位のチーム同士が、たった一年で何でこんなにも変わったのか…高津監督、中嶋監督の前向きな言動で指揮高く挑んでいく姿と言霊の力に注目が集められています。そして、両監督の選手を信じる力や高津監督の「絶対大丈夫」等、ここぞという踏ん張りどころを下支えする日頃からの前向きな言葉の発信はすごく大切なことだと痛感しました。
 このことは、学校現場における教員と生徒との関係や私たち管理職と教員との関係にも重なるものであり、普段の人間関係の構築と相手を信じること、言葉かけの重要性などを改めて感じさせられます。そして、「私はまだまだダメだ」と自分自身を戒める毎日です。間もなく50歳を迎えようとしていますが、謙虚な姿勢を忘れず今後も日々勉強、日々成長をしていきたいです。

 

チョークの再生【47回生】

 期末考査2日目、今日も安定して全員受験ができておりホッとしました。考査終了後も各クラスの授業担当の生徒がきちんと出席順に揃えてノートやファイルの提出物を職員室に持参し、「失礼しました!」と爽やかに職員室を後にします。当たり前のことかも知れませんが、私はその姿に感動すら覚えます。本当に素晴らしいです。
 さて、先月の話題ですが3年生の「総合的な探究の時間」で見かけた光景を紹介します。この日は、進路に向けた個別指導を3学年の先生方(5名)が総がかりで行っていました。面接練習や面談、学習指導が中心でしたが、進路が確定した生徒は特に指示されることはなく、各自ですることを任されていたようです。
 その生徒たちが、「先生、使い終わった(短い)チョークありませんか?」と職員室にやって来たのです。「どうするの?」と尋ねたら「チョークを再生させます!」と回答があり、興味を持った私はその様子を見させてもらいました。チョークを削り粉々にし、適量の水を加え型に入れ乾かすとチョークが再生できると言うのです。へぇ~っ、短くなったチョークは捨てるしかないと思っていましたがひと手間かければリサイクルできるのか!?と勉強になりました。また、何をしても良い時間なのに、この取組みを思いつく生徒もスゴイと感心しました。チョークも喜んでいますね。環境や資源を大切にする取組みをありがとうございます。

 
 

期末考査を迎え撃つ【全学年】

 昨日の天気予報がズバリ的中し、夜中には千種町内に雪雲が流れ込んできたようです。そのため、千種の山々は雪景色となって平地でも屋根にうっすらと雪が積もっていました。路面の凍結こそなかったですが、これからのシーズンは車のタイヤもスタッドレスに履き替えなければ危険ですね。私もこの週末にはタイヤを履き替えようと思います。
 さて、本日より2学期末考査がスタートしました。学年や類型により受験科目数は違いますが、5日間で最大12科目の試験が行われます。考査の点数だけで評価が決まる訳ではありませんが、2学期の評価を左右するる重要な考査です。千種の生徒は、途中で投げ出すような生徒は一人もいませんが、最善の努力をし1点を削り出してほしいと思います。また、各科目ごとに日頃の取組み状況を確認するためのノート、ファイル等の提出が求められると思いますが、必ず全員提出しましょう。先生方は、提出物を見ながら皆さんの日々の頑張りや努力の跡を必ず評価してくれます。ぬかりのないよう準備して下さい。テストを終えて、バス待ちの時間に勉強する生徒が多く見られました。その様子を紹介します。
 明日は今日より寒い予報で氷点下になる可能性もあるようです。体調を崩さぬよう、登下校中は路面の凍結に十分に注意して登校してください。

 
 
 

段ボールアート撮影会【48回生】

 今日の千種町も寒かった。朝の冷え込みはいく分マシでしたが、日中は北風が冷たく7℃くらいまでしか気温が上がりませんでした。今夜は、お隣の岡山県西粟倉村で雪マークがついている天気予報です。もしかしたら、明日の朝は雪が流れてきているかも知れません。あっ!たった今、雪が舞い始めました。寒いはずです。
 さて、9月22日(水)のブログに2年生美術で段ボールアートを制作中であると紹介しましたが、11月24日(水)に全生徒の作品が完成し記念撮影会が行われていました。私はその日、出張で立ち会えなかったのですが、本日、野村先生から写真を見せていただき、生徒たちの作品を見て感動を覚えました。見て下さい!この個性豊かな段ボールの被り物を…ただの段ボールからこんなに素敵な作品ができるなんて本当に素晴らしいと思います。段ボールの性質を生かし、試行錯誤しながら作り上げた作品は立派なアートです。是非、学期末には自宅へ持ち帰り家族にも披露してもらいたいです。
 明日から期末考査がスタートしますね。放課後遅くまで学校で勉強している姿に必死さは伝わりますが、まずは全員受験ができることを願っています。勉強は裏切りません。この一週間、努力を継続させてください。

ハーフラウンド実習【47回生・アクティブ類型】

 11月も今日で終了…早いもので明日から師走を迎えます。年末を迎えると学校も一気に慌ただしくなりますが、心落ち着かせて2学期の締めくくりをしていきましょう。
 さて、今日は3年生アクティブ類型専攻の生徒(10名)によるゴルフのハーフラウンド実習が行われました。3年間を通して教科「アクティブ」においてゴルフの授業を受けてきた生徒たち…林良民ティーチングプロからゴルフの知識、技術だけでなくゴルフを通して礼儀やマナー等も教わってきました。また、千草カントリークラブ様や宍粟市ゴルフ協会様など多くの方々の協力があり3年間、楽しくゴルフを満喫させていただきました。その最後となる集大成として、全員でハーフラウンドをまわり、スコアを競うのです。
 始球式は林プロにより行われましたが、飛距離と正確なドライバーショットに「おーっ、すげぇーっ!」と生徒たちも興奮していました。そして、教員を含め3~4名で9ホールをまわっていきます。少し寒さはありましたが、幸い雨に当たることなく生徒たちは楽しそうにグリーン上のカップを目指します。途中、OBで球が山林の中に入ったり、バンカーにはまり抜け出せないなどミスショットもありましたが、これも愛嬌ですね。みんな、ワ―キャー言いながらとても楽しそうでした。私はゴルフをしたことないのですが、見ていてすごく興味がわきました。是非、次はチャレンジしようと思います。
 生徒の皆さん、ゴルフを通じて学んだことをまたいつか思いおこし、是非またゴルフに親しんでくださいね。林先生、47回生への3年間の指導ありがとうございました。本日の千種高校コンペの上位結果は以下の通りです。
 ★優勝:垣口唯翔くん  準優勝:三木元輝くん  3位:工藤悠斗くん

 
 
 
 
 

考査前の自主学習【全学年】

 今朝の千種町は1℃(午前7時時点)と私が知る限り今シーズン一番の冷え込みとなりました。この週末は千種町内でも雪が舞う時間があったのか、今朝は三室山や後山などの山頂付近の初冠雪も確認できました。本格的な冬の到来です。
 さて、2学期の学年末考査が迫ってきました。本校では考査一週間前から部活動は原則禁止であり、特に用事のない生徒は早めに下校していますが、放課後の教室では多くの生徒がテスト勉強に取組んでいました。1,2年生はもちろんですが、進路が決まった3年生も熱心に勉強しています。生徒に話を聞くと、「分からなければ先生に聞ける」、「家より集中できる」と学校での自主学習のメリットを話してくれました。なるほど…、本校の自慢ですが、先生方は生徒たちのことを一番に考えてくれ、どんなに忙しくても手を止めて丁寧に指導してくれます。先生方、ありがとうございます。
 2学期のヤマ場となる期末考査をみんなで乗り切り、楽しい年末を迎えられるよう頑張りましょう!頑張れ、千高生!!

 
 
 

おいしい米コンテスト決勝大会 in 庄内町

 本日、山形県東田川郡庄内町で開催された「第15回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」高校生部門の決勝大会がJA庄内たがわ新余目支所で行われました。本校から1学年生徒を代表して大垣風空さん(山崎南中出身)と担任の村上先生に参加してもらい、決勝に勝ち上がった本校を含む全国6校の中でトップ(最高金賞)を目指してご飯のおいしさを競いました。午前中は、お米づくりの取組みや宍粟市のPRなどのインタビューに応じてくれた大垣さん、予想していなかった展開に緊張したと思いますが、しっかりと想いを伝えてくれました。そして午後からいよいよ審査がスタートします。審査は決勝に進んだ6校のご飯のサンプルを十数名の審査員が一斉に食べ比べ、得票数の多かったご飯が最高金賞になるという一発勝負の審査方法でした。参加した生徒や先生方も食べ比べたそうですが、どのお米も甲乙つけがたいほど美味しかったそうです。そして、15時に結果発表があり最高金賞は宮城県立農業高等学校のお米に決定しました。本校は惜しくも最高金賞は逃しましたが、それでも全国2位に相当する金賞が確定しました。
 私は、現地の村上先生からのLINEが届くたびにハラハラしながらその場にいる気分で自宅から見守っていましたが、この一年間の生徒たちの頑張りを心から讃えたい気持ちになりました。昨年は全国農業高校お米甲子園での金賞、今年も日本一おいしい米コンテストでの金賞です。全国の舞台で千種町のお米がおいしいと証明された訳です。2年連続で金賞が受賞できたことを1学年の生徒、本校の全生徒、お米づくりに係わってくれた中高生をはじめ多くの方々と共に喜びたいと思います。本当に、よく頑張ってくれました。
 今年の総合的な探究の時間を活用した1学年のイネの栽培で得た課題は、来年の1年生にまた引き継がれることでしょう。来年も、最高金賞を獲得するための探究活動は続きます。大垣さん、村上先生、今回は学校を代表し参加してくれてありがとうございました。胸を張って金賞の賞状を持ち帰ってください。
 なお、この金賞米は今後、ちくさ学校給食センターへの寄贈、1月には宍粟市内の道の駅で販売と売上金の寄付等を計画しています。是非、本校生と千種小中学生が育てた美味しいお米をご賞味ください。

  
 
 
 

Kiss FM KOBEがやって来た!

 今年度、兵庫県農政環境部・兵庫県米穀事業協同組合・おいしいごはんを食べよう県民運動推進協議会が主催する、「お米de部活応援!事業」に本校の硬式野球部が応募したところ、なんと厳しい倍率の中当選し、兵庫県産米(上限140kg)を無償で提供いただくことになりました。本事業は、生徒や学校、保護者に効率よくエネルギーを接種できるごはん食について知ってもらい、ごはん食を普及させることを目的に実施されています。
 硬式野球部員は10月以降、郵送されてきた兵庫県産米をマネージャーが毎日炊飯器で炊いて放課後に捕食としていただいていますが、今日はなんとその様子をKiss FM KOBEの方が取材に来られたのです。Kiss FM KOBEのリスナーの方なら誰もが知っているサウンドクルー藤原岬さんをはじめスタッフの方々が、本校に来てくださり私も非常にテンションが上がりました。
  今回は、硬式野球部と女子バレー部(一部ライフル射撃部)が参加して収録に臨みましたが、藤原岬さんの「普段、どれくらい食べるの?」「好きなご飯のおともは何?」などの流暢な質問に「3合ぐらいです!」「酸っぱめの梅干しです!」と返答する生徒たち…、少し照れていたようでしたがしっかりと受け答えができていました。貴重な経験になりましたね。
 本日収録した内容は、1月24日(月)~28日(金)の5日間連続で、夜9時55分から約3分30秒、Kiss FM KOBEのラジオで放送される予定です。保護者の皆さま、地域の皆さま、是非お聞きください。本日は、遠方より本校の収録にお越しいただいた藤原岬さんほかスタッフの方々、本当にありがとうございました。放送を楽しみにしております。

 
 
 

楽しいバウムクーヘン作り【47回生】

 今日は朝からずっと雨が降り続いており、寒さもステップアップした感じですね。これまで暖かすぎたのですが、明日以降は12月並みの寒さになるようで、放課後の清掃の時間には待望のストーブが設置されました。また、今年度より乾燥防止のための空気清浄加湿器を購入いただき、同時に各教室へ設置しました。明後日からは、暖かい教室で授業ができそうで良かったです。
 さて、今日は3年生フードデザインの授業でお菓子作り第二弾「バウムクーヘン作り」に初挑戦した生徒たちの様子を紹介します。本格的な洋菓子をつくる設備や器具はありませんが、身近な調理器具や材料を用いてどれだけ上手く焼き上げれるかがポイントです。前回のチーズケーキは、生地を作ればあとはオーブンが調理してくれましたが、今日はそうはいきません。生地を流し入れる量や火力、油を敷くタイミングや量などのテクニックを要します。最初は焦げたり、いびつな形になったりと生徒たちは悪戦苦闘しており、お世辞にもバウムクーヘンとは言い難いものでした。しかし、焼き上げていくたびにコツを掴んだようで最終的にはバウムクーヘンに見える代物になっていきました。
 見ていて感じたのは、生徒たちのチームワークと失敗からの修正能力の高さです。班員で協力しながら「もっと次はこうしよう」とか他の班を見ながら「こんな方法でやってみよう」など試行錯誤の中で実践力を身に付けていました。これぞ主体的な学びであり生きた知恵を得ていると感じました。3年生の皆さん、楽しいお菓子作りを見学させてもらいありがとうございました。家に持ち帰り、美味しく召し上がってくださいね。

 
 
 

班別自主研修発表会【48回生】

 毎週金曜日5,6限の授業は、各学年ともに「総合的な探究の時間」や「LHR」が組み込まれています。そのためこの時間は、学年裁量で思考を凝らした面白い取組みが行われます。
 今日3年生は、外部講師をお招きして「知っておきたい年金のお話」と題して講話の聞いた後、生徒個々の進路に向けた指導が行われていました。そして、1年生はお米の販売に向けたステッカー、ポスター、看板等の制作を分担して行っていました。どの学年の取組みも十分ブログが書けるのですが、今日は2年生の取組みを紹介します。
 2年生は修学旅行の一日班別自主研修の様子をスライドにまとめて発表会をしていました。この発表会に向けて約2時間ほどしか学校で与えられた時間がなく、生徒たちは放課後や自宅で準備を進めたようですが、その発表のクオリティーの高さに驚きました。時々ユニークを交えながら自然体で堂々と発表している態度、写真を上手くスライド化する技術など、どの班も素晴らしかったです。そして、私たち教員も知らなかった「やらかした事案」をカミングアウトする班もあり、笑いを誘っていました。例えば、ウーロン茶飲み過ぎて脱水症状になる人、ポケモンカードを爆買いしすぎて転売ヤ―に間違えられる人、味噌汁こぼして隣の客に爆笑される人、焼き肉の焼き方をめぐって口喧嘩した人などなど、北海道じゃなくてもええ話ばかりですが、クラスの仲の良さが伝わり面白かったです。みんな話足りないほど楽しそうだったので何よりですが、どの班も口々に「最高に楽しかった!また行きたい!」と感想を述べていました。
 本当にいい修学旅行だったんですね。今日は、2週間前にタイムスリップしてお互いの班別行動を発表し合いましたが、あっという間に11月も後半に突入しました。期末考査も近づいています。現実の世界に目を向けて、気持ちを切り替えていきましょう。2年生の皆さん、お疲れ様でした。